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2022.10.13 |よくあるバレエの質問
バレエを習う上で、"習いはじめる年齢"いつがいいのか気になる保護者様が多いと思います。
家で楽しそうに踊っている、お友達のバレエの発表会に行って楽しそうにしていたなどその子その子でバレエに出会うタイミングは様々です。ただ私が思うに、子どもは踊りの天才です。楽しそうに踊っていたり、踊りを見ているならそこがタイミングです!ぜひ体験レッスンにいきましょう!
さて、何歳からバレエをはじめるのが良いのか?結論から言います。私は3歳〜6歳、未就学児の間に習いはじめることをおすすめしております。これはなぜかをお話します。
バレエを踊る上で必要なものは何でしょうか?
まず身体性です。身体性とは体の柔らかさ(柔軟性、可動域のひろさ)や、バランスの良い筋肉(柔らかく細い筋肉)などです。また集中力や最近は先生の動きを真似する力(分析力)なども大切だと思います。これらは小さなうちからの訓練が必要です。生まれつきのものももちろんあります。ですが、生まれつきのものでも活かさないと!もっともっと伸ばさないと!小さなうちから土台作りをするとどんどん可能性はひろがります。
まず身体性についてお話させていただきます。未就学児さんは体がもともと柔らかいです。個人差はあるにしてもその子のこれからの人生、きっと一番柔らかい時期だと思います。もちろん努力をかさねて大人になってからの方が体柔らかいです!という方もいると思います。今話しているのはそういうことではなく、努力せず、もともと持っている体が柔らかいのが未就学児さんだということです。この柔らかい体は訓練すると小学生、中学生になっていっても維持できます。一般的には歳をかさねると体は自然とかたくなっていきます。体が硬いというのはバレエをする上でかなりのハンデになります。硬い体を無理に動かすため本人も辛いですし、必然的にケガも多くなります。柔軟性は姿勢にも影響し、体型にも関係してきます。バレエをはじめるのに3歳〜6歳をおすすめしている理由の一つがこれです。
身体性についてもう1つお話させていただきます。バレエではターンアウトといって脚の付け根から外側にまわして立つことが基本姿勢となります。そうです、よくシニヨンでガニ股で颯爽とあるいてる学生バレリーナさんを見かけますよね(笑)あのガニ股、実はかなり訓練されているのです。あの脚がなければバレエの基本姿勢はできません。これがターンアウトです。
ターンアウトは体の柔軟性や可動域と深く関係しています。股関節から外にまわすわけですから股関節の可動域がひろければより外に向けれるというわけです。逆に可動域が狭いとなかなか綺麗にターンアウトできず、ポーズや踊りがサマになりません。そして、一番や五番などでたつ時自分の可動域を無視し、無理にひらいてしまうと膝や足首の関節からねじれてしまうため結果怪我をするというわけです。これもレッスンをかさね、努力すれば少しずつですが脚が開いてきます。これも体の柔軟性に関係があるのでまだ柔らかい小さなうちにはじめると開きやすいのでおすすめなのです。
私のレッスンではこのことをモップを使って分かりやすく子どもたちに説明します。(モップを使うと足の向きや関節の話が分かりやすくできるので笑)レッスンを途中で遮ってもこのようなバレエ座学は必要だと感じます。生徒たちもよく考え、理解しようと話を聞きます。ただ形を真似るのではなく、ちゃんと理解し自分の体を動かす。自分と向き合う、大切な時間です。
なんだか長くなってしまいました(笑)柔軟性だけで1記事終わってしまったので次回、バランスの良い筋肉の話をしようと思います。
バレエのレッスンがなぜ質の良い筋肉がつくのか?
体は一生!死ぬまで使うものです。大事にストイックに使いましょう!
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