「バレエをすると姿勢が良くなる。」
「体が柔らかくなる。」
「痩せる。」
「心身ともに強くなる。」
よく耳にしますね。
これは全て正しいと思います。
実際、私もバレエを始めるまでかなりの猫背で姿勢が悪く、泣き虫のぽっちゃりさんでした。
今は「姿勢が悪い」「ぽっちゃりさん」とは程遠い体です。(現役ダンサーなので当たり前ですが。)
私の精神面を鍛えてくれたのも間違いなくバレエだと思っています。
指導をしていても、子供大人問わずこのような効果があると感じることがよくあります。
今回はバレエを習うとこでの体と心の効果と、なぜそうなるのか?についてお話します。
バレエの基本姿勢
バレエが体や心にもたらす効果を知る前に、バレエの基本姿勢を知らなければなりません。
バレエの基本姿勢、今お教えしますのでぜひ一度立ってやってみて下さい。
いきますよ〜!
まず壁に、踵、お尻、肩甲骨、頭をつけてまっすぐ立ちます。
つま先を少し外に開き、膝は上へ引き上げて伸ばす、内腿と内腿を中に寄せ合ってお尻をしめます。(お尻が逆三角形になっているイメージで史上最小のお尻を目指して下さい。)
次に、お腹をしめ(肋骨を閉じる)、肩をしっかり横に開き、肩甲骨を下におろすイメージ、、
そこからゆっくり息を吸い、下腹から上へ上へと引き上げます。
この時お腹は中にしまいましょう。(お腹を引っ込める。)
そしてしっかり肩を下ろし、頭を上へ引っ張ります。
髪の毛が上へ上がっていくイメージ。。
ぶわぁ〜っと!髪が上へ上がっていく〜
ジブリの主人公が感情が高まった時の髪の状態を参考にして下さい。
こんなところでなんですが、私はジブリの大ファンです!
宮崎駿様!!
ジブリは全て大好きですが、やっぱり”もののけ姫”、、”ナウシカ”、、”ハウル”、、、、いい作品ばかり。。見たくなってきた。。
あ!すみません、話が離脱しました。
戻しますね。
え〜、つまり、膝から上は上へ引き上げる。
でも肩は下へ下ろし、首を長く保つ。
そしてお尻とお腹はしめる。
※今はアームス(腕の動き)は無視します。
簡単に言えはこんな感じです。
正しくできていれば、これだけでかなりしんどいです。(普段体を動かしてない方なら特に。)
尼崎スタジオでは、私が実際に生徒の腰や頭、首などをもって正しい位置へ戻します。
普段から体を動かしている大人の方でも、鏡をみて自分の歪みに気づき驚く方がほとんどです。
1レッスン受けると体が軽くなり、すっきりして帰っていきます。
いいことです。
生徒のいきいきしている姿を見るのは実に嬉しいものです。
バレエではこの姿勢を保ちつつ、全ての動きに忠実でなくてはなりません。
習い事としてバレエをおすすめする理由
前の文を読んでいただくと分かるように、バレエは姿勢を保つだけでもかなりの筋肉を使います。
ただし、人間って素晴らしいもので、レッスンをしているうちにこのしんどい姿勢が普通になり、いつの間にか日常でもこの姿勢で生活できたりしていきます。
だからバレエしている子はいつもピンとして歩いているのです。
彼女たちはあの姿勢が普通で楽なのです。
この姿勢を意識すると先ほどちらっとお話にでた”体の歪み”がなくなります。
常に筋肉を使っている状態で、コアの筋肉まで使えますから。
体的な面でいうと、
・筋力がつく。
・体が柔らかくなる。→私の尼崎スタジオでは1レッスンに15分〜20分ほどフロア(柔軟、筋トレ)をしています。
・手足が長くなり、体は細くなってスタイルが良くなる。(幼少期に始めていると成長期にどんどん綺麗になっていきます。)
・姿勢が良くなる。正しい姿勢が一度身につけば大人になっても自然と姿勢が美しくなります。
・上へ引き上げてレッスンするため、たるまない体を作り出せる。アンチエイジング!
・血流がよくなり、代謝が上がります。
1つ1つ単体の理由に見えますが、実はこれ全て繋がっています。
例えば、体が柔らかくなったらバランスよく筋肉がつき結果スタイルが良くなる。
筋肉がつくから代謝が上がり燃えやすい体になる。
上へ引き上げてレッスンすると姿勢が良くなって常にインナーマッスルが鍛えられる。
と、このような感じで体は繋がっています。
そして、忘れてはならないのが「バレエをすると頭が良くなる!」
「ん?そうなの?」と思われる方、多いと思います。
私の時代では「頭が良くなければバレエはできない!」と言われていて、私は当時どういう意味か分りませんでした。
でも指導に携わるようになってからその意味が分かってきたのでどういうことかご説明します。
これは長くなるので次回お話しますね。
尼崎でバレエをするなら、大東紗モダンバレエダンススタジオ
大東紗バレエホームページ 体験予約はこちらから